サイト運営者のご紹介

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はじめまして、ご訪問いただきありがとうございます。ここにご訪問いただいたと言うことは、あなたは少なからず、ご自身のキャリアに悩まれている方だと思います。キャリアに悩むこと、それは人生に悩むことです。そしてそれは、人生においてそう多くはない岐路の一つです。まずは、その悩みを自然なものとして受け入れ、客観的にご自身の置かれている現状を見つめてなおしてみましょう。「現状」に対する違和感や未来への不安に向き合うこと自体が、あなたを成長させる肥やしになります。初めにお伝えしておきたいのは「転職しても、在職を維持しても、どちらも正解」だと言う事です。大切なのはご自身の未来を考えること、そして「現時点での決断をすること」です。このブログは、私がキャリアアドバイザーとして経験してきたことと、アパレル業界での業務経験を通して感じてきたことを融合させ、現役アパレルスタッフが自身のキャリアを考えるきっかけになるようにご用意しました。少しでもお手伝いになればと思っております。

筆者のご紹介

まず、自身の紹介をさせていただきます。私は大手転職サービスのキャリアアドバイザーとして、これまで1000人近くの求職者をサポートをしてまいりました。その後ご縁があり、業界では5本の指に入る大手のアパレル企業に就職。店舗や本社での勤務を経て、業界の酸いも甘いも知った上で円満退社。現在は独立し、フリーランスとして記事を書いたり、企業の広報をやったり、悠々自適な生活を送っております。

アパレル業界への憧れ

アパレルに興味を持ったのは、たしか中学2年の夏休みです。その頃のわたしは、自身で自分の着る服を選ぶことはなく、親がスーパーの二階で買ってきた服を中心としたコーディネイト(コーディネイトとはとは言えないレベル)で毎日を過ごしておりました。良く言えば「安価で合理的」、悪く言えば「ダサい」という感じです。そもそも雑誌に載っているようなアパレルブランドの服に触れるためには、バスや電車で遠出をする必要があり、本当に縁遠い存在でした。また、当時の生活圏・生活水準で暮らす中では、着飾ることの人生におけるウエイトは決して高くないものでした。ところがある日、この価値観が変わってしまう経験をすることになりました。それは友人が「ショッピングモールに買い物に行きたいからついてきて!」と誘ってくれまたことから始まりました。目的のショッピングモールは片道1時間ほどの距離、自転車以外の足を持たない中学生には小旅行とも言える遠出でした。なので、せっかく行くのなら、家の近所では買えない文房具を買って帰ろうと思っていました。当時はラメの入ったゲルインクのボールペンが人気で、生活圏内でそれが手に入るのは、今回足を運ぶショッピングモール内の文房具屋さんだけだったからです。友人とともに、初めて訪れる大規模なショッピングモールに胸を高鳴らせながらエントランスを入りました。そこでいきなり目に飛び込んできたのは、テレビで見るようなおしゃれなアパレルブランドのマネキンです。「洋服って素敵」と、感じてしまった瞬間でした。テナントに目を向けると、キラキラして可愛いい女性スタッフと、イケメンオーラ漂う男性スタッフが綺麗な所作で仕事をしています。「アパレルショップで働くと自分もこんな風になれるのかな?」なんてその場で何度も妄想しました。どのブランドへ行っても、スタッフさんは人当たりが良く、笑顔が素敵で、センス抜群。それぞれのブランドのアイコン的な雰囲気も漂っており、めちゃくちゃ輝いてて、一瞬で憧れてしまいました。

人生を変えてくれたショップスタッフの提案

ブランドの店舗やスタッフが輝いて見えれば見えるほど、自分のダサさを痛感してしまいます。だから、反射的に店舗には入りたくないと思ってしまいました。いきなり服なんて買えない。値段がどこに書いてあるかもわからないし、自分が着ても似合わない。そして、ダサい服を着た自分には、お店が場違いすぎる、だから入るのは恥ずかしい…。いつの間にか「店舗に入らない理由」ばかりで自分を塗り固めていました。そんな時です、友人がとあるブランドへそそくさと入っていきました。友人が買いたかったのは、当時流行のスカート。それを取り扱っているブランドを見つけたのです。腕を引っ張られるがまま、やむなく店舗に入りました。「どうかな、似合う?」友人に聞かれたとき、正直わからなくて「えっと…」となってしまいました。もちろん似合ってたんです、でも自分が着る服すら与えられたものしか着てこなかった自分には、なんと表現して良いのかわからなかったのです。するとすかさず、キラキラしたショップのお姉さんが笑顔で会話に入ってきました。「今のお洋服に合わせるなら、こちらのお色が良いですよ。それと、こちらのブラウスに合わせてアレンジすることで、もう少し大人っぽく見せることができますよ…」風なことを言っていたように思います。この時私は気づきました、わたしは【悩みを抱えている人に、物事の選択肢や可能性を提案ができる人間になりたい】そう思ったのです。

なぜ最初にキャリアアドバイザーになったのか

理由は明確でした。「悩みを抱えている人に、物事の選択肢や可能性を提案ができる人間になりたい」という目的に対して最適な職業だと判断したからです。人生の転機には、出産・進学・就職・結婚・葬式など大きなイベントがいくつかあると思います。その中で生涯の所得を左右するものが「就職」です。言い方がは悪いですが、一般的には、稼ぎが悪ければ生活水準は下がり、高所得であれば老後も良い生活ができます。つまり、資本主義の日本においては就職や転職といったビッグイベントによる変化で、人生設計が大きく変わるのです。もっとも悩みを抱える人が多い人生の転機の一つです。それと、人材業界を選んだ理由はもう一つあります。それは業界の利益率が高く、人材事業を運営する企業は倒産しにくいことです。裏を返せば給与水準が比較的高い業界でもあります。正直言うと、多少打算的な意図でこの業界を選んだのは事実です。だって、同じ時間働くのなら、多くお金をもらえて、多く経験できて、沢山の人を幸せにできる業界を選びたいじゃないですか?もちろん人材業界以外もいくつか選択肢はありました。もちろんアパレルもあったと思います。現在でもそうなのですが、アパレルスタッフは給料水準は低めです。また、自社以外の企業と触れ合う機会も少なく、将来の方向性が不明確だった自分には、得られる経験が少なく感じました。なので、この時点では「まだ早い」と感じアパレルへ行くことをやめたのです。

やりたいことをやる準備ができた、だからアパレルへ

人材業界で得た経験は、とても満足のいくものでした。多くの求職者様とコミュニケーションをとることができましたし、求人を掲載するいろいろな業種の企業さんとも沢山お話する機会がありました。業界ごとの課題、企業のニーズを知り、求職者のニーズに当てはめ、企業と求職者お互いにとって最良の選択肢を提案する。企業も求職者も、雇用された時の少し先の将来が思い描けるように努力しました。もちろん最初は企業・求職者それぞれの要望を理解できず、すれ違いが多く、満足の行く提案はできていないことが多かったと思います。それでも、多くの失敗から学び、試行錯誤するうちに、自分なりの勝ちパターンを見つけ出すことができるようになりました。転職サービスやキャリアアドバイザーを利用するほとんどの方は、転職をゴールだと考えています。今よりも年収がよくなりたい、今よりも人間関係を楽にしたい、転職をすることで短期的にストレッチしたり、リセットされることを望む傾向が高いです。ハイキャリアの方になれば、自己理解や将来への目標設定などが明確な方も多く、傾向は多少異なって来るのですが、いずれにせよ転職というワードに対しての短期効果を求める方が多いのは事実です。本当にヤバイ会社にいるのであれば、とにかく転職をするというのは一つの手段ではあります。しかし、多くの求職者はそもそも転職するべきかどうか本質的なところで悩んでいます。私は、そのまま会社に残る事も一つの選択肢として提案していました。もちろんそれはキャリアサービスの運営側としては、1円にもならないので仕事としては0点です。求職者の方が今の会社に残った場合、転職した場合、すべての可能性を可能な限り可視化し、本人のイメージが湧くまでトライアンドエラーを繰り返すのです。長くなりましたが、人材業界での学びは私自身にとってもかなり大きなインパクトでした。ただ、数年続けると慣れてしまいます。私飽きっぽいのです、よく言うマンネリです。私はここでの経験を活かせる次のステージで活躍したい、そう思い自身の転職を決意しました。今持っているスキルを横展開し、ベースのスキルや目標を変えず、もっと仕事の幅と対象を変えたい。そこで選んだのがアパレル業界でした。かつて自身が経験し憧れた片田舎のショッピングモールのアパレルスタッフさんのように、転職よりも短いスパンで効果を出せ、短期的なお客様の幸せを繰り返し作れるところに、ノウハウを注いでみたいと感じました。

アパレルを辞めた理由

端的に言うと飽きちゃいました。仕事内容というよりは、会社や業界の構造です。利権と政治が複雑に絡み合ってて体裁は保ててるけど、企業やブランド単体だとめっちゃ弱い。低単価の国内ブランドだと、休まず生産し続けないといけないし、トレンドを作り続けないといけない。店舗などの固定費や広告宣伝費も抜群に高い。一度どこかが止まると、事業全体が立ち行かなくなる可能性高い。会社に入ってわかった余裕の無さが外部から見てるときとは悪い方に大きく開いてた。余裕がない会社って、社員や事業を成長させるための投資ができないんです。常に短期的な施策での効果を追い求め、出費がかさむだけ。この状態で自分が在職して何年間安心して働けるだろうか?って思ったとき、頭を抱えてしまいました。もちろん、キャッシュにも余裕はないから、給与水準も他の業種に比べとても低いのです。どれだけ立ち仕事をして疲れても、そこを評価して給与に反映できる企業はあまり見たことがありません。表面上SDGsを口ずさんではいるものの、本質的にはバブル以降に出来上がった大量生産大量消費体質から抜け出ることができていない企業がほとんどです。小手先の改善、小さな喜びを得ることはできた。憧れていたアパレル企業を辞めた理由は明確です。それは体質が古いこと、そして将来が見えないことです。お洋服は余っています。バッタ屋さんへ買い取られていくお洋服、本当にお客様にこんな服を買わせてよいいのだろうか?幸せなのだろうか?着飾ることが幸せな時期は人間の人生のほんの短い時間だけです。

企業内での価値づくりより、個人としての価値づくりを選んだ

今後自分がどうなっていくかはわかりません。でも一つだけ答えがあるとすれば、自身が市場に対して明確な価値を持つことが必要です。それは持ちネタのあるお笑い芸人や、歌手のようなものです。「このジャンルならこの人」と言われるところまで、個人の価値を高めることで、企業に依存しない人間になれると思います。もちろん企業の中で価値(地位)を持つことを否定はしません。その人のキャリア形成のフェーズによっては、企業で学ぶべき時もあるし、最後まで企業の中での価値を高めることで勝ち残っていく人もいます。私はフリーランスなので、どちらかというと企業内での価値形成よりも、市場に対しての価値形成を選択した形です。企業というものは、それだけで小さな社会を形成しています。つまり企業内での評価は、小さな社会の中での位置づけだと考えられます。その位置づけが他の企業でも通用するのでしょうか?このご時世、会社はいつ倒産するかわかりません。会社という形に依存しすぎていてはその小さなコミュニティーから解き放たれた時に生き続けることは難しいでしょう。少なくとも私はそう思います。
なので、私自身のキャリアとしては、まず自分の得意領域を明確に示し、ブランディングする取り組みを行っています。もちろん裏目にあることもありますが、今の所うまく行っており、企業に属すことなく余裕を持った生活ができています。たまには業務委託契約などで企業に寄生し、羽を休めることもあります。私はそのくらい臨機応変で自由なキャリアを作っていこうと考えています。万が一疲れ果ててご飯に困ったら、また企業に雇われることはそう難しいことではないと考えています。

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